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踊る猫の生活

acid daze are back

読書日記+α #10

某月某日 光文社古典新訳文庫より刊行されているライナー・マリア・リルケ『マルテの手記』を読み終える。松永美穂氏に拠る翻訳なのだが、すこぶる読みやすい。読みながら様々なことを考えさせられてしまった。それを言葉にするのは難しいのだが……。 www.hon…

読書日記+α #9

某月某日 インゲボルク・バッハマン『三十歳』という短篇集を読む。「小説」として読めば、残酷に言えば「ド下手」。だが「詩人」が書いた「小説」という側面から見ればこの一冊がそんなに単純なものではないことにも気づかされて、唸らされる。私には合わな…

読書日記+α #8

某月某日 今年は夏目漱石とじっくり取り組んでやろうと思っていたのに、早々と挫折しつつある。『吾輩は猫である』から読んで行きたいと思っているのだが、なかなか手が伸びず……そんな折『本が好き!』さんの読書会で漱石の『明暗』が課題図書(と書くと大袈…

読書日記+α #7

某月某日 川端康成文学賞全作品〈2〉 作者: 古井由吉,上田三四二,丸谷才一,大庭みな子,阪田寛夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1999/06 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 『川端康成文学賞全作品』第二巻を半ばあたり(…

読書日記+α #6

某月某日 相変わらず活字が頭に入らない……バーナード・サムナー『ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、そしてぼく』も『谷崎潤一郎全集』第一巻も池澤夏樹『現代世界の十大小説』も読めない。ついさっき『東欧の想像力』を読んだばかりなので脳が拒否…

読書日記+α #5

某月某日 うっかりしていたせいでバーナード・サムナー『ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、そしてぼく』を買ったまま積んでいたことを忘れる。加齢のせいか? ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、 そしてぼく (ele-king books) 作者: バー…

読書日記+α #4

某月某日 雪の中を原チャリで走ってしまう。アリステア・マクラウドの「冬の犬」ばりの体験。いや、アリステア・マクラウドはきちんと著作を読んでいなくて「冬の犬」ともうひとつ短編を読んだ程度のぬるい人間なので『灰色の輝ける贈り物』を読みたいのだっ…

読書日記+α #3

某月某日 『近未来』の続編を書くことに決める。『近未来』を書いた直後はあれが自分がなし得る全てだったと思っていたのだけれど、まだ自分の中で誤魔化しがあるように思った。こんなところでもし私が死んでしまったら登場人物はどうなるんだ? 私はふたり…

読書日記+α #2

某月某日 マトリョーシカの『zatracenie』というアルバムを買う。実は持っていなかったのだ。 zatracenie アーティスト: matryoshka 出版社/メーカー: NOVEL SOUNDS 発売日: 2007/07/07 メディア: CD 購入: 16人 クリック: 339回 この商品を含むブログ (49件…

読書日記+α

某月某日 図書館の本棚の前で逡巡する。借りたい本が二冊あって一冊しか借りられる余裕がないからだ。一冊は中村文則『教団X』で、もう一冊は高橋英夫編・正宗白鳥『新編作家論』。どちらを借りるか散々迷ったのだけれどこういう場合は時の洗礼に耐えたもの…